お世話になった上司、父親が退職する日。面と向かってお礼を言い、プレゼントを渡すのはもちろんですが、もっとスマートに、さらに印象的に感謝の気持ちを表す方法があります。
感謝の言葉のプレゼント
文面に残す
せっかくの感謝の気持ちも、退職する日に口で伝えようとすると、慌しいばかりでなく、大勢の言葉の中の一つとして本人にはまったく印象に残りません。感謝の気持ちはなるべく文面に書いて渡すか、祝電などもお勧めです。
口頭で伝える場合は前もって
「文章ではなかなかまとまらない。」という場合は、時間のある日に、前もって口頭で伝えます。あくまでも、大勢にまぎれないように、個人的に感謝を述べます。
花のプレゼント
もらう側のたてまえ
会社を去るときに両手いっぱいの花束とプレゼントを抱えて。というのが、華やかなエンディングと考えがちですが、車で出社しているならまだしも、都会のど真ん中で、そのシチュエーションはどうでしょう?
正直、この年代は恥ずかしいという気持ちや、人目も気にするので、たてまえとして、花束は同僚から小さ目のをひとつとプレゼントはカバンに入るものがありがたいと言うでしょう。
もらう側の本音
しかし、小さな花束ひとつでは、家で待っている家族も「それだけ?」と心配してしまいます。本音としては、両手いっぱいの花束を期待していますから、個人的に渡す場合は、なるべく大きいものを自宅へ送ります。
この年代はお洒落な花よりもありきたりの花を好むので、お祝いに最も適した胡蝶蘭の鉢植えがお勧めです。サプライズも印象的ですが、鉢植えならとても長い間感動に浸れ、心に残ります。
CHECK:有名なお店の名前が入っていると更に好印象です。有名なお店なら、インターネットでも注文できることが多いのでお勧めです。
おわりに
定年退職はお祝いですが、本人とってはとても寂しいイベントでもあります。華やかな退職の日が過ぎてしまい、後からしみじみと思い返せる印象に残るプレゼントが一番です。